〇一二年一Q国産ナフサ価格、kl五万四千円程度台湾、韓国が活発にナフサ買い、アジア市況上昇

摘要

台湾、韓国を中心にした石化センターのスポットナフサ手当てが活発化してきた。今月二十三日に始まる旧正月（春節）後には石化製品の需要拡大が鮮明になる、との見通しから、一転スポットナフサ価格はCIF一千ドル台乗せが確実視されている。従って国産ナフサ価格も値上がりが必至だ。大手石化センター筋では〇一一年十－十二月期（四Q）はkl五万一千四百円（見込み）、さらに今年一－三月期（一Q）は五万四千円程度に上昇する、との見方が強くなっている。