近接場光で大容量光記録装置実用化へ日立を軸に、記録密度1Tbit/inch~2目標

摘要

特定非営利活動法人（NPO）のナノフォトニクス上手推進機構（理事長·大津元一東京大学教授）は、人容量の光記録装置の実用化を推進する研究部門を2007年4月に設けることを決めた。 1平方インチ当たり1T（Tは1兆）bitの記録密度を達成する見通しを得て、このほど準備会を発足させた。 大津教授をリーダーに、新ネルギー·産業技術開発機構（NEDO）が進める「大容量光ストレージ技術の開発」事業が今年度で終了するのを受け、成果活用の道を探る。