わが校·わが研究室紹介－公設試験場編⑧：通電加熱焼結法による宮城県産業技術総合センターの試作開発支援

摘要

宮城県産業技術総合センターは，県内中小企業に対する技術力向上を支援するために，国内で最も遅い昭和43年に宮城県が設立した公設試験研究機関であり，工業系としては県内に1か所のみの設置となっている．また，当センターは，より高度で迅速な技術支援に対応するために，平成11年に泉インダストリアルパーク内に移転·拡充し，現在図1に示すように4部13班体制をとっている．さらに，「KCみやぎ」を通じて，地域の学術機関などとのネットワーク形成により，当センター単独で解決できない案件に対しても迅速対応している．