シェル要素による引張り曲げ変形のスプリングバック解析とその精度評価--不つり合い力補正手法を導入した静的陽解法FEMによる板材成形のスプリングバック解析 第2報

摘要

前報,で提案した，内カベクトルと外力ベクトルゐ葦薫り合い力を補正するアルゴリズムALGONEQ引離牒稲静的陽解法FEMを用いた引張り曲げ変形のスプ涙竣墨ック解析の精度評価を行い9　 以下の知見を得た。 1）スプリングバック量を高精度に予測するためにはげ変形終了時の系全体の不つり合いモーメントを碑索蒙ることが重要である．2）不つり合い力を補正するアルゴリズムALGONEQを適用することにより,不つり合い力および不つり合いモーメントの発生は抑制されクそれに伴って系全体の不つり合いモーメントも補正される。 その結果，スプリングバック量はひずみ増分理論に基づく解析解とよい一致を示し，本アルゴリズムの有効性が確認された．3）板厚方向の積分点を15点で，スプリングバック量および曲げ応力分布は解析解とはば一致した．