石油を計る：LNGタンクローリー用レベル計＜LNGタンクローリー車に設置されて、タンクレベルを計測する＞

摘要

エネルギー資源の多様化と需要の増加によって、タンクローリーによる種々の燃料輸送が益々増加傾向にあり、出荷基地での出荷業務の省力化が重要課題である。 この背景のもと、本書では、日本海エル·エヌ·ジー株式会社の要請に基づき、同社と石油資源開発株式会社が共同で検討の結果採用された、LNGタンクローリー用レベル計について紹介する。 以前は液面計を見ながら流量を調整して、タンクローリー及びタンクコンテナ車（以後ローリー車という）へ積込みを行っていたが、自動積込みを行う為に、ローリー車側からタンクレベル信号を取入れることで計画されたものである。