湿式ジェットミルによる有機溶媒中へのナノ粒子の分散

摘要

ナノ粒子技術はすでに化粧品などにおいて実用化されており，いろいろな分野で応用が進んでいる。最近では，超微粒子をナノフィラーとしてバインダー樹脂中に分散し，その特徴を活かした素材の開発が盛んに行われている。ここで重要になるのが超微粒子の特徴を活かすための分散技術である。弊社では研究室で手軽に微量な試料を分散できるJN20 （写真4）から時間あたり500Lの処理が可能なJN1000（写真5）まで幅広いラインアップをそろえている。現在，さらに小型のJN-5の場市を予定している。今後，ナノ粒子の分散に貢献する分散装置と分散技術の開発を進めると共に分散処理品の受託·販売にも注力していく所存である。