積層金型の実用化に世界で初めて成功金型業界に新旋風の予感

摘要

- 積層金型とは、どんなものですか。山崎通常の金型製作は、鋼材の塊を機械加工で削り出していきます。 積層金型は逆で、レーザー加工した薄鋼板を何枚も重ねてつくり、その後、表面を機械加工で整える程度で出来上がります（図1）。 20年ほど前に中川威雄先生が提唱された時には、二作機械の性能が今のように高性能ではなかったため、なんとか機械加工の割合を減らし、短納期で金型を作ろうとして考案されたと伺っています。 機械加工削減が目的ならば、現在のように機械加工の精度が二がった場合、メリットはあるのですか。