水銀灯用電子安定器で30%の省エネ

摘要

パシフイツクジャパンはこのほど高圧放電灯（永楽齢用の電子安定器を開発した。 6月から本格的に発売する。蛍光灯はインバーター化が進んでいるが，水銀灯はコストの見合いからインバーター化の実用化がれていた。 このため鋼鉄型が主流であったが，①銅鉄型は重い，②電圧変動に弱い，③安定した照度に時間がかかる，などの弱点がある。 今回開発された安定器は，商用電源の周波数を約1000倍に上げ，ちらつきがない"優しい電気"に作り替えてランプに供給し,ランプの寿命も延ばすというもの。 従来の鋼鉄型安定器に比べて，30%程度の省エネになり，大幅な軽量化や自動詞光が可能。 点灯や再点灯が早くなるほか，電圧ドロツプに強く,マイナス20％でもピグともしない。