省エネルギー政策

摘要

10月18日と24日，東京と大阪において，夏のキヤンペーンの一環で行ったアイドリングストップ全国縦断キャラバン走行結果報告会を開催した。 信号待ちアイドリングストップの効果の大きさに会場は驚いたものの，実行することによる装置の耐久性の課題が問題となり，実施における自己責任の問題が浮かびあがった0つまり，信号待ちでアイドリングストップを行い，何らかの事故やトラブルに遭遇したとき，その責任の所在はどこにあるのか，ということである。 だが，考えてみてもほしい。 車を運転する行為自体が自己責任のもとに成り立っているのではないだろうか。 ところが車の問題に限って言えば，ユーザーは自分の命を預ける車に射し，メーカー任せのところがある。 逆に言うと，ユーザーはメーカーのお仕着せをあてがわれてきた感が否めか－のだろう。 車の横能は著しく向上した。 けれどもどのような原理でその機能が働き，どのような運転方法がその事の最大の性能を引き出せるのかユーザーは理解できていないように思う。 車の安全に関する問題はメーか一側の紙という消費者の心理を増幅させるのは，メーカーがあえて積極には教えてくれないゆえんであろう。