製造業の9業種を対象,指定生産品目別に実施

摘要

「石油等消費動態統計」は製造業の9業種を対象事業所としていますが，消費量の調査は各事業所で生産している指定生産品目別に実施されています。 言い換えるとプ事業所がどの業種に属するかという格付けでエネルギー消費量を調査しているのではなく，調査対象の指定品目を生産するにあたってどのエネルギーをどの量消費しているかを調査しています。そのため，ある事業所が複数の指定品目を生産している場合にはその品目の数だけの調査票が記入されることになります。 指定生産品目は業種によってさらにいくつかの品目別にデータが公表されているため，素材系の生産量と対応させたエネルギー消費量として大きな利用価値があります。 なお，月次調査のため，調査対象事業所の負担軽減の観点から従業者数の規模で調査対象事業所の範囲を裾切りしています。