積極的な挑戦意欲を

摘要

大学で電気工学を専攻し,希望通り工場の生産技術部門で設備の自動化や,メンテナンス教育などで忙しく走り回っていた頃「エネルギーの使用の合理化に関する法」が定められ，工場がエネルギー管理指定工場となった。熱の技術者は多く，すぐに省エネルギーの専門組織が結成されたが,電気技術者の少ない工場のため，当然,自分にもエネルギー管理士に挑戦するよう上司か指示が出された。生産技術部で好きな仕事をし分にはあまり気乗りのしない挑戦であてい自どもしないでしぶしぶ受験したので,予想した通り不合格であった。 エネルギー管理とのかかわりはこの不合格が引き金であり，負けずいの性格に火を付けたという感じである。