二ラの促成栽培における高品質増収技術

摘要

高知県では約二三〇でニラが栽培されでおり、基幹品目のひとつとして定着している。促成栽培と露地激増を組み合わせて周年生産されているが、一～二月に播種して育苗した一年株用い、五し六月頃に定植して、九月から翌年五月頃まで五～六回収穫する促成栽培が中心であるむこれまで、この作型では、低温伸長性に優れ、多収でしかも一年株利用栽培の適応性の高い「グリーンベルト」が主要品種として栽培ぎれできた。 しかし、十二～三好の低温短日期を経で、一作で五～六回収穫されることなどから、冬期の収穫や収穫後期の品質の低下が問題となっており、このため、品種や栽培法の見直しによる高品質ニラの安定生産技術の確立が望まれていた。