摩擦圧接を用いた6191アルミニウム青銅スタッド継手の強度

摘要

構造物の工作手段に使用されている。現在，アークスタッド溶接およびCDスタッド溶接（パーカッションスタッド溶接）が広く実用化されており，銅，黄銅，アルミニウム，ステンレス鋼にも適応されているが，適応素材の大半は軟鋼である。そこで著者らは，摩擦圧接法により丸棒と平板とのスタッド継手を作製し，これまで軟鋼（炭素鋼）および2017アルミニウム合金の摩擦スタッド継手がアークスタッド継手以上の強度を持つことを報告した。本研究では，アークスタッド溶接では接合困難なアルミニウム青銅のスタッド継手を摩擦圧技法により作製し，作製した継手の接合界面近傍の組織および継手強度について調べた。