FOUNDATIONフィールドバス最新動向～運営組織·普及状況·技術開発

摘要

以上，フィールドバス協会の歩みと現状，およびその技術開発の状況について紹介した。メーカの枠を超え共有化すべき技術の開発にここまで日本のユーザ／メーカが貢献したことは今までになかったことであり，この貢献自身が日本の競争力を目覚めさせる力となることを願っている。日本国内の技術普及活動の中心となる特定非営利活動法人·日本フィールドバス協会もさらなる普及を目指し，本年度より新たな運営体制で臨むことになる。技術の共有化を基本に各メーカの独創的技術開発／製品開発が進み，正当な競争が市場で展開され，その導入が日本を含めアジア全域に広がることを期待して本稿の結びとする。