岐路に立つプラント運転－その進路と可能性を考える(3)工場可視化·情報化を担う先進パネルディスプレイ：工場可視化に向けたプログラマブル表示器のさらなる発展－今後のニーズとビジョンを考える

摘要

日本電気制御機器工業会のプログラマブル表示器専門技術委員会は，オムロン，デジタル，山武，富士電機機器制御，和泉電気，松下電工，三菱電機，ロックウェルオートメーションの各プログラマブル表示器担当部門の代表とアドバイザの浅井技術委員長で構成し，活動している。活動内容としては，工業会のプログラマブル表示器に関する規格案検討作成から，技術動向調査，ユーザニーズ調査，プログラマブル表示器のビジョン作成などを担当している。今回本稿では，プログラマブル表示器の動向について述べる。なお，編集部では本特集タイトルに「パネルディスプレイ」という表現を用いているが，ここではあえてNECAで定義している「プログラマブル表示器」を同義語として使用する。