上下水道施設の再生可能エネルギー自立運転システムと発電事業への取組み

摘要

上下水道施設においては，効率的な施設の運用，災害発生時の水処理機能の維持，及び環境負荷の低減を目的として，再生可能エネルギーを活用したいというニーズがある。東芝は，このようなニーズに応えるために，太陽光発電や，消化ガス発電，小水力発電など再生可能エネルギーを活用した発電事業を展開している。また，複数の電源システムを組み合わせることで災害発生時の電源を確保し，水処理機能を最低限維持するための縮退運転ができるようにする，再生可能エネルギー自立運転システムを開発した。