システム統合における工程情報の共有化とPLC適用の考え方

摘要

当社は日用品の衣料用·台所用洗剤，歯磨·化粧品，医薬品である解熱鎖痛剤·目薬まで多凄多様な製品を市場に提供している。これら製品の製造工程は界面活性剤製造の連続反応工程から台所用洗剤·歯磨·薬品製造等のバッチ配合工程，一部の衣料用洗剤では連続とバッチの組み合わせによる複合工程から成っている。 また，後工程である包装工程と最終工程である自社製晶倉庫を工場内に有しており，計装·メカトロ等の制御機器の活用は多岐にわたっている（図1，表1参照〉。 今回はユーザの立場からPLC（Programmable Logic Controller）ペースのシステム統合化の考え方と適用にういて，工程情報の共有化システムの構築事例を紹介しながら，PLCに期待する機能について述べる。