郵便·物流自動化システムの技術動向と東芝の取組み

摘要

東芝の郵便·物流自動化機器の開発は1965年に始まり，半世紀を経た。この間常に最新のOCR（光学式文字読取り）技術を盛り込んだ，高性能かつ高信頼性の機器やシステムを市場に送り出してきた。これまでの自動化システムの実用化は，世界各地で郵便物や小包を正確かつ迅速に届けることに大きく貢献している。近年，郵便·物流分野では電子商取引（EC：Electric Commerce）の普及に伴って小包物量が増大する傾向にあり，様々な新サービスの提供や更なる処理の正確さと迅速さが求められている。当社は，最新技術による物流ソリューションを最適な形で提供することにより，国内だけでなく世界各国の郵便·物流インフラの高度化に寄与し続けている。