海外市場向け次世代ビデオサーバON-AIR MAX FLASH

摘要

東芝は，1990年代半ばに，世界で初めてフラッシュメモリを使ったビデオサーバVID EOSを開発し，ハードディスクドライブ（HDD）方式と比べ信頼性の高い製品として国内の放送機器市場に投入してきた。近年，放送局のワークフローがファイルベースに移行しており，2010年にはファイル対応のVIDEOS neoを開発し，既に20局以上の放送局へ納入している。一方，海外市場向けに，特に米国市場固有のニーズやVOC（顧客の声）に応える海外仕様をVLDEOS neoに追加して，製品価値を向上させたON-AIR MAX FLASHを開発した。米国で放送システムを設計し構築するシステムインテグレーター（Sler）へ，フラッシュメモリ採用による高信頼性と低消費電力などの特長をポイントにプロモーションを推進している。