“保湿鮮蔵庫リーチイン”GR-X56FTの省エネ技術

摘要

家庭用電化製品では，二酸化炭素(CO{sub}2)の排出を削減するために，電気のむだを抑える省エネばかりでなく，更に，冷蔵庫の場合，食材の“もったいない”を減らす“食のエコ”も重要な課題になっている。 東芝ホームアプライアンス㈱は，この食のエコと低消費電力化を実現するため保湿鮮蔵庫リーチインGR-X56FTを開発した。 冷蔵室の中に野菜室を配置し，庫内を見渡しやすくして使い忘れを抑制するとともに，当社独自の“ツイン冷却”とシミュレーションで最適化された冷気ダクトによって保湿性能を向上させた。また，野菜室と冷凍室間の断熱仕切りとヒータの削減，及び冷凍サイクルの効率改善などで，消費電力を従来機種に比べて約24％低減した。