新たなカラー特徴量を用いた画像認識技術：様々な対象に適用可能な特徴量で画像認識がより簡単に

摘要

近年，デジタルカメラなどの製品では，顔検出機能，ペット検出機能，個人認識機能，シーン認識機能など，数多くの画像認識技術が搭載されるようになってきました。しかし，画像認識技術の開発は，認識に有効な特徴量を認識対象ごとに考えて作り込む必要があり，非常に手間が掛かる作業でした。東芝は，この手間の発生を防ぐために，様々な認識対象に共通して使用できる特徴量を開発しました。この特徴量を用いることで，従来よりも簡単に画像認識技術を開発できるようになりました。今後，新たな特徴量を用いた画像認識技術を応用して，様々な製品が登場してくることが期待されます。