加工品比率4割目指す

摘要

1916年に吉田銀蔵民が東京電燈（現·東京電力）を退職して創業した電線流通の老舗。関東大震災や太平洋戦争にも耐え、来年で100周年を迎える。関東大震災でば、電線を通じて東京の復興に貢献。太平洋戦争では電線が統制資材となる中、電球やソケットの販売で経営を守り抜いた。戦後は68年に東京大興電業を合併するなどして事業を拡大。拠点の増設を進めながら現在に至っている。長く電線流通業界の発展に尽力してきたとして、2代目の吉田悠社長は勲五等瑞宝章を受けた。