プログラムディレクタ一挨拶

摘要

本日の成果報告会にご出席いただきまして，まことにありがとうございます.平成18 (2006)年 に，ァカデミアにおける，特にライフサイエンス の基礎研究を少しでも早く実用化させる，患者の もとに届ける，あるいは経済発展につなげる，と いう政府の考え方がまとめられ，平成19 (2007) 年に「文部科学省橋渡し研究支援推進プロダラ ム」がスタートしました.開始時は，北海道地区は札幌医科大学，北海道 大学，旭川医科大学の3大学によるオール北海道 拠点，そして東北大学，東京大学，京都大学，大 阪大学，財団法人先端医療振興財団*，九州大学 という7拠点でスタートし，サポート機関として 先端医療振興財団の臨床研究情報センターが責任 者となって5年間のプログラムを進めてきました. その前まではがん拠点で5年間のプログラムが あつたのですが，幅広い範囲でのトランスレ一 ショナルリサーチ（TR)はこれが初めてでした.