経皮的皮下瞼板内鏠合法による重瞼術

摘要

重險術は、瘢痕ないし結紮した縫合糸での 挙筋腱膜と皮膚または真皮との動的連結が形成さ れることにより再建される。非切開法は短い回復 時間で自然な生き生きした重險溝を形づくること ができる。しかしながら非切開法における縫合 糸により形成される重險溝の持続期間は長くな い。方法として、絰皮的皮下險板内縫合法を採用した。デザインした重險線上に5点の穿刺切開を 行った。7-0ナイロン糸で深部は瞼板面から浅部 は真皮に至るまで針を掛けた。縫合糸を結紮し、 皮下に4つの結紮部を埋没させた後に重瞼溝が形 成された。2003年10月から2008年11月までに、 一重まぶたの患者118例に対して経皮的皮下險板 内縫合法を行った。これらの患者のうち106例は3-36か月の追跡を受けた。