アジア人における連続埋没瞼板縫合変法による単純な低侵襲性重瞼術

摘要

アジア人における単純な低侵襲性縫合法での重瞼術を報告する。透明な6-0モノフィラメン トポリプロピレン糸を使用し、連続縫合で多数の 経皮的險板内固定を確実に行う。カナダトロント 市と中国成都市の2か所の外科センターで9年間 にわたり1648症例において、目立たない瘢痕で 一定の自然な結果で高い満足度を得ることができ た。埋没法重險術では、Song RYがはじめて経皮 的險板内縫合法を報告したが、本論文の方法はそ の変法である。2007年、著者の一人であるWong JKは連続埋没瞼板縫合（CBTS)を報告した。今 回の方法はCBTS法をさらに改良した変法である とも言える。2000年から2009年の9年間にわた り、カナダトロント市と中国成都市で共同研究を 行った。手術方法は、まず眼險を裏返し、險板高を測定する。