大好きなハギとススキガ風に揺れてたなびくそんな山里の秋を庭に招いて

摘要

「ハギとススキで家の周りを埋め尽くしたい!」5年前、現在の庭をデザインしたときの花井さんの構想です。 実際に拝見したら、納得。 道路に面した生け垣からあふれるようなハギの花が、車寄せ近くにはタカノハススキが威風堂々の迫力で迎えてくれました。 門がないので誘われるようにして進むと、もうそこは秋の庭です。 そう、花井さんのお庭の特徴は開放的なオープンスタイル。 追行く人にも楽しんでもらおうと、あえて西向きの庭を選択しました。 そのため、夏は陰をつくつて風を防ぎ、冬も寂しくない常緑のカシを10本メインに植え、その間にヤマボウシやモミジ、ハナミズキなど比較的大きいものから、アジサイ、ユキヤナギなど低木の落葉樹を約20種。 下草には可憐な山野草を多用しています。