中下流の国際競争力強化へ安定的な供給の 維持·強化に向け石油精製·流通研究会で議論開始

摘要

資源エネルギー庁は2016年10月24日、橋川武郎·東京理科大学イノベーション 研究科教授を座長とする「石油精製·流通研究会」を設置、第1回会合を開催し た。内需減少下における国内の石油サプライチェーンの維持、国内石油精製業の 国際競争力確保、総合エネルギー企業化に道を探る一方、流通業ではSS過疎地 や災害時を含めた「顧客接点」としてのSSの価値、元売との共存·共栄への環 境整備、適正な卸価格の整備などを論点に議論を開始した。2017年3月末までに報告書をまとめる。