拡大続くアジア事業

摘要

BASFのアジア太平洋事業の大きを目標は2つあり，その1つが2010年までにBASFグループ全体の化学事業部門の売り上げの20％をアジア太平洋地域で達成することであり，もう1つはこの期間内にこの地域での生産比率を70％に高めることである。 2006年の同地域のBASFグループの売り上げは74億5000万ユーロ（顧客ベースでは81億、200万ユーロ）であり，これは前年比23，3％増となり，すべての事業部門がこの売り上げ拡大に寄与した。 とくに化学品部門の売り上げ増が最大となり，これは中国南京で立ち上げたフェアブント（統合生産拠点）のプラントの全面稼働によるところが大きかった。