原油乱高下は変化のシグナル石連会長が石油市況の行方に言及

摘要

「1日の値動きが激しいのは終わりの始まりといわれる。 先行きがどうなるか分からないが、原油市況の変化を示す一つのシグナルかもしれない」。石油連盟の天坊昭彦会長は7月23日の定例記者会見で1日の変動か10ドルを超す最近の荒っぽい原油価格の乱高下に触れ、こう発言した。 また、国内石油製品市況の行方に関連して、出光興産の場合には製品値決めをマーケット連動に変え、10月から現在の月2回から週決めにする意向を洩らした。海外市況の変動をできるだけ素早く国内の製品価格に反映させることが市況安定に繋がるとの考えからである。