天坊会長 環境省の動きを問題視：日本での排出量取引導入に反対

摘要

石油連盟は10月14日、10月度の定例記者会見を開催した。定例記者会見では、天坊昭彦会長が地球温暖化対策基本法の閣議決定し、現在、産業構造審議会の地球環境小委員会のワーキンググループのなかで話し合われている環境省が進めている排出量取引制度、温暖化対策税、全量固定買取制度の導入の考えに対して、否定的な見解を示した。また、現在の原油価格の上昇と円高による業界の状況、さらに石油業界の今後の動向などについてもコメントした。