WTIは98ドル前後の展開に:在庫増で続落も景況感回復で反発

摘要

2月1日から7日のNYME XWTIは、前半は米在庫統計での在庫増を背景に5日続落。その後は米景況感指数の改善で反発した。後半は、ギリシャ債務問題の協議難航で下がったが、債務削減交渉進展を受け、反発し、98ドル台となった。1日は、中国の1月のPMIの高水準、ユーロ圏や英国のPMIも改善も加わり買いが進んだが、EIAの在庫統計での原油、ガソリンの大幅積み増しが圧迫材料となり、急速に売りが進んで、98ドルを割った。