WTI下ば基調で86ドル台に:株安、ドル高、米在庫増が下げ材料に

摘要

8月31日から9月6日のNYMEX WTIは、メキシコ湾岸の低気圧が暴風雨に発達し、石油供給に障害の予測が上げに働いたが、株安、ドル高、米在庫増、米雇用統計の悪化などが下げに働き、86ドル台となった。31日は、株価が米·欧州の市場で大幅上昇し、米経済指標も雇用関連指標などの良好で、寄り付きから原油価格は上伸したが、ドル買い·ユーロ売りの活発化や、EIAの在庫統計で原油が大幅増加、ガソリン在庫が同で売り買い材料が交錯し、弱持ち合いで小幅反落した。