出光興産大株主文書に対応し呼びかけ早急に協議を再開していくこと希望

摘要

出光興産は8月10日、「8月3日·9日に当社大株主から公表された文書に対 する当社対応と見解について」として、昭和シェル石油との経営統合における対応 について、発表した。今回の発表では、出光興産が自社の大株主と自社経営陣と7 月11日の面談時に今後も継続して協議をしていくことを合意し、以降それを踏ま えて大株主代理人弁護士に対して複数回に亘り、書簡などを通じて協議の呼び掛け を行ってきたと言及。そのため、出光経営陣は、大株主と大株主代理人が自社から のいずれの呼び掛けにも応じず交信ができない状況が続いているとの考えを示して いる。そのような状況下、8月3日と9日の2回にわたり、大株主代理人から次 のような書簡として公開されたことに対して、出光興産の対応を2つ示している。