総会後に過去最高値を更新ドバイ、ブレント、バスケットも

摘要

3月16日から22日の原油市況は、OPEC稔会での生産枠引上げも、米ガソリン在庫減少で買い相場となって上昇。 WTIが史上最高値を更新したほか、ドバイ、ブレント、OPECバスケットも最高値を更新した。 16日は、この日のOPEC総会で生産枠引上げを決定したことを受けて売りが先行したものの、米週間在庫統計でガソリン在庫が予想を上回る減少幅を示し、買いが強まり上昇。 昨年10月の時間外取引の過去最高値を更新し、終値も4営業日続伸し、初の56ドル台に乗せた。 17日は、生産枠引上げが限定的との見方から、序盤は投機筋の買いで急騰、取引途中に最高値を更新した。 その後、利食い売りを浴びた。ドバイ、ブレント、バスケットも過去最高値を更新。 18日は、需給逼迫懸念から取引中は57ドル台まで上昇したが、売り買いが錯綜し、わずかに上げ、過去最高値を付けた。 バスケットも最高値を記録した。