天然ガス系97％、LPガス3％2009年度都市ガス原料構成

摘要

都市ガスの原料に占める天然ガス比率の増加が続いている。日本ガス協会のまとめによると、2009年度の都市ガス原料に使用される天然ガス系原料（LNG、国産天然ガス）は全体の96.7％(前年度比0.1ポイント減）を占める一方、非天然ガス系原料（LPガスおよびオフガス等の石油系ガス）は3.3％（0.1ポイント増）で推移している。都市ガス各社は、IGF21計画により2010年頃までに高カロリーガスヘの原料転換を進めてきたが、ここ数年は天然ガス系原料が97％程度、非天然ガス系原料が3％程度で推移するなど転換作業ははば完了した状況にある。