非圧縮ノンリニア編集システム「Gonzalez」

摘要

BSハイビジョン放送がはじまって数年、地上波デジタル放送も着実に受信地域が増え、一般の認知度も非常に高まっている。 そしてHDTVという規格自体が単にテレビ放送という枠を超えてその高画質、PCとの親和性の良さからデジタルシネマ、IPストリーミング配信、メディカル分野、画像解析関連までと用途は広がってきている。しかしながらこれまでのカメラ、VTRの組み合わせだけではとても対応できず、HD映像をどう扱うのか（編集／加工）、最終的にどう処理するのか（エンコード／アーカイブ）といったことまで考えていかねばならない。 そのような用途にはPCワークステーションが必須ではあるが、これまでのシステムは専門性が高すぎて使えなかったり、それゆえに高価だったりとなかなか手を出せなかったのも事実である。 これからはもっと扱いやすく、価格も抑えたものであるということが市場のニーズとなる。 ここでは、そうした市場ニーズに応えるべく投入したデジタルビデオプラットフォームを紹介する。