延滞の督促電話を2割削減入金率をシステムで推定

摘要

クレジットカード業界では一般的に、稼働会員のうち3～5％に支払い延滞が発生するとされる。 クレディセゾンは約1600万人のカード会員を抱え、稼働会員数は800万～900万人に達する。 すなわち、同社の場合、毎月24万～45万人の支払い延滞が発生する可能性がある勘定だ。 同社では従来、所定の支払日に銀行口座から代金が引き落とせない延滞会員には、原則的に全員に督促の電話をかけてきた。 督促前に払い込みがあるケースを差し引くと、月間の督促電話の数は平均で24万件程度で推移していた。