住民情報のDBサーバを64ビット化システムの安定運用とサービス向上

摘要

10市町村の合併によって2006年に生まれ変わった三重県津市。 住民情報の管理や納税事務などの行政サービスを担う基幹システムをこれまではPCサ「バで運用していた。 その中核であるデータベース。 サーバの安定性を強化するため、地方自治体プライムクエストとして初めて基幹IAサーバ「PRIMEQUEST」を導入した。サーバのスケールアップにより、行政サービスのスピードアップとともにIT調達の合理化を推し進める。 三重県の中央に位置する津市は、2006年1月に新たな歴史を歩み始めた。 旧津市と周辺う市町村（久居市、河芸町、芸濃町、美里村、安濃町、香良洲町、一志町、白山町、美杉村）との合併によって県下最大面積を誇る地方自治体に生まれ変わった。29万人の市民が暮らす地方中核都市としてこ魅力ある街づくりを進めている。 その合併をにらみ、旧津市では2004年に住民情報系システムを刷新した。住民情報系システムは、住基系システム（住民記録システムなど）、税系システム（法人市民税システムなど）、福祉系システム（福祉総合システムなど）から構成される。 行政サービスの礎ともいえる基幹システムである。