IPインターホンシステムを導入しサービスレベル向上とコストの削減を実現

摘要

IP成長拡大を続けるネットワークの上で、情報（IT）と通信（IP）の融合がいま、様々な領域で新たな可能性を切り開きつつある。 こうした動きに対応して沖電気では「AP＠PLAT」と呼ぶコンセプトを掲げ、ITとIPの技術をベースとする安心·便利なプラットフォームの提供、企業の新しい価値創造とビジネス創出をサポートしている。 こうしたAP＠PLATの結実のひとつが、2005年7月に名古屋鉄道株式会社（以下、名鉄）が本格運用をスタートさせた「IPインターホンシステム」である。 愛知県と岐阜県にまたがる鉄道事業を主力とする名鉄は、いま大きな環境変化にさらされている。他地域と同様、少子高齢化の影響を受けつつあり、収益力の強化が急務となっているのだ。すでに同社では中期経営計画を策定。 将来を見据え、グルロプ全体での体質強化に取り組んでいる。 新たに設置したIPインターホンシステムは、その一環だ。