広告会社のマーケテイングとConceptBase

摘要

昭和50年代のような大量生産·大量消費の時代のマーケテイングでは，全体の最大公約数を知ることができる定量情報が重要視されてきた。 しかし，消費者の価値観の多様化が進む中で数字に置き換えることが難しい「定性情報」への注目が集まっている。大切なのは，消費者自身の吉葉で語ってもらうことだ。 そこで今，テキストデータの重要性が改めて見直されつつある。 インターネットやiモードを利用したリサーチの登場でテキストデータの人手も容易になってきた。 では－何のために定性情報を扱う必要があるのだろうか。