40万社の顧客基盤生かしBtoBで'険の主役'ヘ

摘要

金融ビッグバンのなかで、オリックスの存在感が増している。 2000年3月期の連結決算でほ、5期連続で一般企業の売上高にあたる営業収益が増加。 連結純利益は306億円と、過去最高益を記録した。 　 2000年9月には、ソフトバンクや東京海上火災保険などと共同で日本債券信用銀行（2001年1月からあおぞら銀行）を買収し、顧客基盤のさらなる拡大を図っている。不良債権処理に汲々としている銀行と対照的に、オリックスの好調ぶりは際立っている。 　 事業の幅も広がった。消費者金融から証券、生命保険、信託銀行叫。 本業のリース事業において業界首位の座を維持する一方、積極的なM＆A（企業の合併·買収）で総合金融グループとしての地歩を固めつつある。