S．Q．Cをアーチリブに採用したPCランガ一橋の施工

摘要

東北海道の中核都市である釧路市では，物流拠点の釧路西港第4ふ頭と国道38号線との交通アクセスを円滑にするために，JR根室線と交差する2本の都市計画道路が計画された。 交差部の高架化の方法について比較検討が行われ，幅の広い道路の高架化より，単線で幅の狭い鉄道を高架化する方が経済的に優位となり，全長1450mの鉄道高架化が決定された（図1）。