教育の観点から見た里山·里地·里海

摘要

宮城県水産高等学校は世界三大漁場である三陸沖に近い 宮城県石巻市に「水産」の専門高校として明治29（1896） 年に開校され，平成28（2016）年は創立120周年の節目 の年である．本校は全国の水産高等学校の中で明治28 （1895）年開校の岩手県立宮古水産高等学校，福井県立小 浜水産高等学校（現若狭高校海洋科学科）についで三番目 に古い歴史をもつ，本校の卒業生は開校以来一万人を超え ており，時代に対応して変化してきた水産業を担う人材を輩出し，その活躍の場は，地域はもとより世界に広がっている．