アメリカ，パイライトによるSe（IV）水溶液還元におけるpHの影響

摘要

パイライトとSe（IV）水溶液との相互作用がpH～4．5～6．6の範囲で，O2フリー（＜1ppm）において連続撹件のバッチ反応器を用いて研究した．熱力学的計算，実験中のpH上昇および分光学的観察は，パイライトによるSe（IV）水溶液の還元が次の反応で示される．FeS2＋3．5HSeO3~-＋1．5H~＋＝2SO_4~(2-)＋Fe~(2÷)＋3．5Se（O）＋2．5H2O遊離されたFe（II）は，pH約4．5～4．8においてバルク溶液とパイライト表面の間に分割され，パイライト溶液界面におけるFe~(2＋)密度はバルク溶液における場合よりも約4倍大きくなる．