袖ヶ浦製油所で第二流動接触分解装置を新設

摘要

富士石油は五月一二日、袖ヶ浦製油所で第二流動接触分解装置（2FCC）の竣工式を木更津市のオークラアカデミアルークホテルで開催んた。 同社は、今後の石油製品の需要構造変化と製品需要の減少、特に、電力用を中心としたC重油の長期的な需要の漸減に対応し、余剰となる減圧軽油留分（重油留分）の高付加価値化を実現するためFCC装置の新設を行ったご」の新設にはる収益力の一層の強化と安定化を目指している。 また、·ガソリンのサルファーフリー化に対応するため第七ナフサ（ガソリン）水素化脱硫装置の増強も行っている。 新設2FCCの能力は一八、〇〇〇バレル／日で、·既設分と合わせて三六、〇〇〇バレル／日と倍増した。 また、第七ナフサ（ガソリン）水素化脱硫装置は八、〇〇〇バレル／日増強され、二一、〇〇〇バレル／日に増加した。