北カスピ海沖合鉱区で可採埋蔵量七〇～九〇億バーレルの超巨大油田を確認

摘要

国際石油開発は一一月二八日、同社子会社インペックス北カスピ海石油㈱を通じて探鉱事業を推進しているカザフスタン共和国北カスピ海沖合鉱区において、二〇〇三年四月よりカシャガンサウスウエスト構造に試掘第1井「カシャガンサウスウエスト1号」（Kashagan Southwest-1）を、二〇〇三年五月よりアクトテ構造に試掘第1井「アクトテ1号」（Aktote-1）による掘削作業を行なっていたが、今般両井を掘止め後、実施した産出テストの結果、カシャガンサウスウエスト1号では日産二、一〇〇バーレルの炭化水素を、アクトテ1号では日産一、五五〇バーレルの炭化水素の産出を確認した。 なお、このテストの産出量はオペレーション上の制約と環境規制により、抑制されたものとなっている。