東京高裁が4月27日トータル·TOKAI関係判決、原告団請求を棄却原告団は協議の結果、上告の方針を決める

摘要

東京高裁は民事22部の4月27日の判決公判で、首都圏のLPG販売事業者50社による「独占禁止法差別対価差止訴訟」の“控訴”事件の㈱TOKAI及びトータルエネルギー㈱関係についての原告団の請求を「棄却」する旨の判決を言い渡した。 これを受けて原告団は判決後協議した結果、この判決内容を不服として「上告」する方針を決めた。 原告団全員の意思確認を行った上、近く上告の手続きをとる。 昨年の3月31日の一審判決で敗訴した原告団は直ちに控訴手続きをとり、昨年の9月27日の第1回口頭弁論以来、合計5回公判を重ねてきたが去る3月7日に結審（TOKAI及びトータルエネルギー関係）、東京高裁が4月27日の判決公判で原告団の請求を棄却したものである。