神奈川エナジック、横浜·湘南地区からまず共同配送業務スタート明年6月からは相模原地区も配送業務を集約化

摘要

㈱ミツウロコ、シナネン㈱及び三ツ輪産業㈱の大手卸3社は、神奈川県全域におけるLPガスの充塡．配送業務を「共同化」するため、昨年2月業務提携を行うことについての協定書を締結して以来鋭意準備を進めていたが、充塡·配送業務を担当する「㈱神奈川エナジッタ」（資本金1,500万円＝3社均等出資、高橋貞雄社長＝三ツ輪運輸㈱社長兼務）の体制が整ったところから、「9月」からまず横浜地区と湘南地区を対象に共同配送を一部スタートさせたことを明らかにした。 シナネン鶴見充填所及び三ツ輪産業藤沢充塡所の廃止に伴う「充塡業務」の共同化（相互充塡委託）は昨年の6月から既にスタートさせているが、配送の共同化はシステムの統一化を必要とするため準備に手間取っていた。 当面神奈川エナジックの運行する配送車は10数台の配置にとどまるため、共同配送対象戸数は1万軒強にとどまる見通しだが、明年6月からは「相模原地区」でも共同配送を始める予定だ。