出光·アストモス「FC-Net」発足で燃料電池事業本格化へ前進

摘要

出光興産㈱とアストモスエネルギー㈱は、燃料電池取組店ミーティング「FC－Net」を立ちあげ、6月27日、東京のイースト21で第1回会合を開いた。 両社は、独自技術を導入した家庭用FCの販売促進を目指し、出光がLPガス、灯油の改質触媒（改質器）、脱硫触媒（脱硫器）の開発に取組み、東芝燃料電池システム㈱などと提携し、出光ブランドの商品化を急ぐ一方、LPガス特約店などに対しては国の大実証設置先の選定から運用·メンテ等を支援·協力する形で取組みを進めている。 今回、主催者代表として挨拶した石黒俊雄·アストモス会長は「出光の改質、脱硫技術は世界でもトップ。 2010年以降できるだけ早い時期に本格普及を実現したい」と述べた。