「国民的議論に関する検証会合」始まる－全ての調査で原発「ゼロ」支持者が最多に、9月初旬にはエネルギー政策決定の見通し－

摘要

「国民的議論に関する検証会合」（座長：古川元久国家戦略担当相）が22日から始まった。「意見聴取会」、「パブリックコメント」、「討論型世論調査」などの調査結果について分析し検証結果をエネルギー·環境会議に答申、9月初旬にも革新的エネルギー·環境戦略が決まる見通しとなった。2030年における電源構成について「意見聴取会」では「原発ゼロ」支持が約7割、「15％」約1割、「20～25％」約2割など、「パブリックコメント」では「原発不要」約9割、「必要」約1割など、「討論型世論調査」では「原発ゼロ」約5割、「15％」約2割、「20～25％」約1割などで、全ての調査で「原発ゼロ」の支持者が最多となった。